検診派遣

今までで一番印象に残っている患者さんの家族

看護をする上で、患者さんと信頼関係を築く事はとても大切です。
そして、患者さん異常にそのご家族との関わりもとても大切です。
患者さんの状態が重篤であればあるほど、ご家族の皆さんも神経質になりますから、行動や言動など、
関わり方にはとても気を使います。

 

今までで一番印象に残っている患者さんの家族は、いわゆるモンスターファミリーです。
患者さん自身は、とても物静かなおばあちゃんです。
認知症があるものの、問題のある行動を起こすわけでもなく、看護師を困らせるわけでもなく、いつもニコニコしていて、
その方を見ていると、思わず癒されるような感じです。
問題なのは、その方のお嬢さんです。
お嬢さんは、一見すると普通の方で、小学校の養護教諭をしているだけあって、まじめそうな雰囲気の方です。
しかし、お見舞いにくると、まず先にナースステーションに駆け込んでくるのです。
それも、ものすごい形相です。
そして、いきなり、足に水虫が出来ていたとか、失禁していたとか、しっかり看護しているのかと、延々と捲し立てるんです。

 

そう聞くと、ずいぶんお母様を大事にしているのかと思ってしまいますが、実は、在宅看護をしているわけでもなく、
普段は施設に入所させてるんです。
入所している施設でも、きっと大変なんだろうなと思います。
おばあちゃんはとってもいい方なんです。
でも、このお嬢さんのせいで、要注意人物になってしまっているんです。
看護師は、いろいろな方と接するのも仕事の1つですから、大変です。
すべての方が良い方ばかりではありませんから、看護以上に、人との接し方に注意する必要があります。
でも、いろいろな方と関わりを持つことが、よい人生勉強にもなっています。